医療・防災産業創生協議会の設立と活動

コロナ禍における弊所の取組み―業態転換を目指して

弊所では、会長寺島実郎のイニシアチブのもと、コロナ禍において公共政策志向のシンクタンクとして、今なすべきことを考え、またシンクタンクの業態転換も見据え、昨年4月、日本医師会総合政策研究機構、(一社)ふくしま総合災害対応訓練機構の協力を得て、わが国の医療産業に係る緊急ファクト調査(フェーズⅠ)を実施し、「産業力で医療崩壊を防止する緊急提言―第2波、ポスト・コロナを見据えて」を取りまとめ、公表しました。

その後、コロナ第2波、3波やポスト・コロナを見据えた国家的かつ包括的対策は十分とは言えず、本提言で強調した「民間主体の対策を主導するタスクフォース(プラットフォーム)が必要である」という問題意識のもと、残る「民間のアクション提言」の具体化に向けて、昨秋から本年2月にかけ日本医師会や一部企業の協力による「医商連携」に資するプラットフォームの組成プロジェクト(フェーズⅡ)を進めてきたところです。
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