もう10月に入り、秋の訪れを感じる頃になりましたが、今回は夏の里山でのプロジェクトについてお伝えしたいと思います。東京のデスクから離れた鳥取のフィールドでの話です。(写真は、もう季節外れになってしまいました。)
Food Expo香港へのSAVOR JAPAN出展
2017年8月17~19日の3日間、弊所が事務局を務めるSAVOR JAPAN推進協議会が香港市場におけるSAVOR JAPANの認知度向上・ニーズ把握を図るためFood Expo香港2017に出展しました。
【SAVOR JAPANとは】
SAVOR JAPANとは、我が国への訪日外国人(インバウンド)が年々増加し、地方部への関心が高まる中、2020年の東京オリンピック・パラリンピックも見据え、「地域の食」と食を創り出す「農林水産業」、魅力ある景観等の「地域資源」を効果的に活用し、インバウンドを全国各地の農山漁村に誘客する取組を農林水産大臣が認定する制度です。本認定により、地域のブランド力を高めることで、インバウンドを中心に、日本の食・食文化を通じた農山漁村への交流人口や観光需要の増大を図るとともに、農山漁村の活性化や地域産品の輸出促進による所得向上や雇用の確保等、農林水産業や観光業の成長産業化を目指すものです。
SAVOR JAPAN推進協議会(Savor Japan Project Association) http://savorjp.com/
「農泊 食文化海外発信地域(Savor Japan)」について http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/keisyoti_kentokai/
お菓子に関する雑感
■ 菓子生産金額の動向
普段からなにかしら口にすることの多いお菓子ですが、日本国内で実際にどの程度の市場が形成されているのでしょうか。小さい頃よりこよなくお菓子を愛し、お世話になっているお菓子好きの私でなくとも、興味をもたれる方は多いと思います。ここでは、お菓子に関する統計情報の紹介と個人的な雑感を述べたいと思います。
図1は、「e-お菓子ねっと」で公表されている統計情報を基に作成した、菓子生産金額の平成18年から平成28年までの直近10年間の推移です。
図1 菓子生産金額の推移
出典:「e-お菓子ねっと 平成28年菓子統計」より作成
生で観ないとわからない「博多祇園山笠」の迫力
700年以上の歴史を持ち、昨年、ユネスコの無形文化遺産にも選ばれた「博多祇園山笠」。
毎年7月1日から15日にかけて行われているこの祭のクライマックスは最終日早朝の追い山ですが、たまたま所用で12~13日に福岡に滞在しており、そのリハーサルとも言える12日の「追い山ならし」を観てきました。この「追い山ならし」、最前列の特等席で荒々しい息づかいを感じ、細部まで観ることができます(15日の本番ではほぼ不可能)。ディープ指向の方におすすめです。
そして日本総研・半蔵門オフィスで博多山笠と言えば、上泉主席研究員。縁あって10年来、『土居流』という山の舁(か)き手として毎年参加しているという漢(写真は上泉さん(右)の台上がりの勇姿)。
「備北の福祉未来像」セミナーに登壇しました!
昨年入所した“駆け出し研究員”の身でありながら、大変有難いことにセミナーで発言をする機会をいただきました。 広島県三次市の市民ホールきりりで開催された「我が事丸ごと『ニッポン一億総活躍プラン』がもたらす備北の福祉未来像」というタイトルのセミナーです。
統計情報から社会構造を考える
このブログでは、業務に関わる中で気になったことや発見したことなどを研究員の視点で皆様にご紹介したいと思います。私の場合、官公庁等で実施している様々な調査結果を見る機会も多いため、それらの統計情報をもとにした話題を記載したいと思います。
第1回目は、2015年国勢調査の結果から、人口の動向についてみてみます。