道路投資の評価に関する指針(案) 第1編 経済評価

本指針(案)は道路の計画や事業実施に際して、その妥当性を判断するための評価方法の実際を示すために作成されたものである。ここで示された費用便益分析を中心とする基本的な考え方は、平成9年4月に出版された『道路投資の社会経済評価』(中村英夫編・道路投資評価研究会著、東洋経済新報社刊)に依っている。費用便益分析といえど、その方法にも多くの批判があることは十分に承知している。しかし、現段階においてこれに優る評価方法は、国内外を問わず容易に示されるものとは思えない。プロジェクトの客観的評価は必須の社会的要請である。少々の方法上の疑義があっても、それを理由に評価を、そしてプロジェクト実行の適否の峻別を、遅らせることは賢明ではない。 ……… 「まえがき」より
(発行:財団法人 日本総合研究所 頒布価格:2,000円・税込)
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